竹下親方の現場日記

　　　 外壁シーリング工事です。まずは現地調査の時の状態です。縦に亀裂が入ってしまっていたり、地割れのように細かいひび割れになってしまっていたり。シーリング部は経年で硬化します。硬くなってしまったシーリング部は割れやすい状態になり、割れた部分から浸水してしまう事があります。微量でも、積み重なると外壁に影響してしまいます。まずは、古いシーリング材を撤去します。しっかり接着されていますので、丁寧に撤去していきます。

　　　元々、剥がれの酷い状態の屋根でしたが、下塗り完了でだいぶ素地の状態が良くなったように感じます。上塗りは超耐久の「日本ペイント ファイン４Ｆセラミック」を使用しました。最高級塗料ですが、下地処理や下塗りをしっかりやらないと、やはり最大限の効果は出ません。ひとつひとつの工程がとても大切なんですよ。今回のカラーは「モスグリーン」です。ブラックの多い屋根ですが、この色も素敵でした(*^_^*)　　　

屋根の下塗りです。今回は２種類の下塗り材を使いました。まずは「エスケー化研　マイルドシーラーＥＰＯ」これは毎回屋根塗装の時は使用している、浸透系の下塗り材です。そして２種類目「日本ペイント ファイン浸透造膜シーラー」です。名前の通り「浸透と造膜」。浸透させ、さらに表面に新しい膜を作ってくれる塗料です。傷みがひどく、表面がパリパリになってしまっていましたのでこの塗料で素地が復活してくれることでしょう。６月に入り、毎日真夏のようです。が、これからもっと暑くなるんですよね(+_･･･

　　　 屋根の下地処理、補修はもう少し続きます。写真は棟部のビスをシーリングで固定しているところです。棟部は基本的にビスや釘で打ち込んであるのですが、経年で抜けてしまっている事が多いです。日頃、屋根の点検は出来ませんから点検したらほとんど外れて浮いているところもある！なんてこともあったります。補修では抜けてしまったビス等は打ち替え、その後シーリングでしっかり固定をし今後抜けにくい状態にします。棟部はスチール製ですので、錆止め材を塗ります。これで棟部の下地処理は完成･･･

　　　屋根の補修です。元々、剥がれの酷い状態でしたので洗浄した時に剥がれそうだった屋根材がだいぶ取れました。剥がれてしまった部分は、パテ処理していきます。穴あき部分の穴埋めと同じような施工です。この後、塗装をしたときに補修をした箇所が分からないように均一に丁寧に補修することも大切です。白い部分が補修箇所です。これは一部です。大変でしたが、なんとか完了です！

　　工事の最初は高圧洗浄です。外壁高圧洗浄では、長年の汚れや埃、カビや藻の原因となる胞子や雑菌もきれいに洗い流します。洗浄で色が変わるほど綺麗になることもあります。屋根は、より強力な高圧トルネード洗浄を行います。トルネード洗浄は土間などコンクリート部にも使用します。ガッツリ生えてしまったコケなども除去できます。洗浄は屋根、外壁となると丸１日かかります。

こんにちはー！現場より竹下です。天気予報に雨マークが多くなり、工事段取りに毎日悩みつつの日々です。九州地方は梅雨入りしたそうですね。関東もそろそろでしょうか。ですが、筑西市近辺は梅雨入りしても結局あまり雨が降らないという事が例年の感じ。うまく夜中に降ってくれるんですよね。今年もそうなるといいなーと思っています。さて、新しい現場。結城市Ｉ様邸です。今回は屋根の状態が酷く、葺き替えか塗装かで時間をかけてご相談させて頂きました。毎回ですが、コロニアル屋根の傷み方はどの家も酷いです。軽量･･･

　　　筑西市Ｓ様邸のトタン屋根塗装工事が完成となりました！トタン屋根の場合、工期は約１週間です。今回も予定通り進める事ができました。ありがとうございます。屋根の仕上がりは隣の家や空が映り込むほどの艶！下塗り、上塗り共に耐久性の良いものを選んで頂きましたので長持ちすることでしょう。

　　 屋根上塗りです。フッ素系高耐久塗料で２回塗り。下塗りと合わせて４回塗りです。※光の加減で仕上がりの色が違って見えています。ご了承ください。屋根は強い紫外線、風雨、あらゆる気象状況や環境にも耐えていかなければなりません。施工によっては、１０年もたないという場合もあります。屋根にとって１０年ごとに塗装をするのはかなりの負担ですし、費用面でも大変ですよね。私たちは、できるだけ丈夫に長持ちできる塗料や施工をご提供していきたいと考え提案させて頂いております。

　　　 今日は雨の予報でしたが、明け方には止んでくれました(*^_^*)息子が遠足だったので、お天気に恵まれてよかったです。さて、作業は屋根の下塗りです。トタン屋根はスチール製ですので、下塗りには「錆止め」を使用します。錆から守り、長持ちさせていきます。