変わりやすい天気が続いていますね。毎日、週間天気予報を眺めています(笑) 結城市O様邸 屋根塗装
屋根タスペーサー設置作業です。屋根塗装とインターネットで調べた時に、「タスペーサー」という言葉を見たことがある方もいるかもしれません。スレート屋根は屋根材の隙間が埋まってしまうことにより、通気が確保できなくなり内部結露が発生します。それにより、屋根材がブヨブヨになり表面に剥がれが発生してしまうのです。こういった現象が多く発生しています。
そういった内部結露を防止するためには、湿気を逃がすために通気を確保する必要あります。通気確保には「縁切り」といって屋根材の隙間をカッターで切っていく作業があるのですが、屋根材を傷めてしまうこともありますので、弊社では行っていません。また、縁切りを行っても結局数年後には隙間は埋まります。
タスペーサーは屋根材の隙間を強制的に開けておくことができる器具のようなものです。とても小さく軽量ですが、屋根材ひとつひとつに差し込んでおくことで通気確保が可能です。スレート屋根で湿気による劣化が進行している場合は必ずやらせて頂きております。
逆に、屋根が乾きすぎてしまっている場合はタスペーサーが差し込めない場合もあります。状態は様々ですので現地調査の際に確認させて頂いております。
- 最終更新日:2019年4月30日
- 投稿日:2019年4月28日