結城市で、オシャレな外壁の柄(サイディング柄)を活かしたクリアー塗装で塗り替えを行うには・・・。
外壁柄(サイディング柄)を活かしたまま塗装をしたいという方へ
外壁塗装をお考えの際、もともとの柄はどうなってしまうのか…とお悩みになる方がも多い事でしょう。写真のような家の場合、1階部が様々な色を使用したレンガ調になっておりますので、塗装で塗りつぶしてしまうのは非常にもったいないですね。2色塗装のダブルトーンという工法もありますが、できれば元々の素材を残して塗装を希望されるお客様は多いです。
こういった場合、サイディング柄を活かす塗装として「クリアー塗装」があります。塗料は「無色透明」です。最近ではフッ素系のクリアー塗料も出回り、無色透明ながらも高耐久塗装が可能になりました。
↑1階部分がレンガ調サイディング(外壁材)になっています
外壁が剥がれている部分は…?
クリアー塗装の場合、塗りつぶしませんので、そのまま塗ってしまうと剥がれていたり傷んでいる部分がそのまま残ってしまいます。ですが、それではせっかくの塗装が台無しになってしまいますので、塗装を行う前に剥がれや傷んでいる部分を最大限元の状態に塗装で戻すために「復元塗装」を行います。
↑↑レンガ調の外壁材に細かい剥がれが発しています。このままクリアー塗装(透明塗装)を行ってしまうと剥がれている部分がそのままになってしまいます。
↑↑「復元塗装」を行い、外壁の剥がれている部分に塗装をしてからクリアー塗装を行います。
外壁柄(サイディング柄)を活かした無色透明のクリアー塗装の工程は・・・
①高圧洗浄後、外壁の状態の確認をします。 クリアー塗装は透明ですので、まずは外壁の剥がれや補修が必要な箇所は無いかどうか確認をします。写真のような剥がれがあった場合は、復元塗装を行います。
②復元塗装 外壁柄(サイディング柄)は様々な色になっていますので、最大限近づける為に細かく塗装を行い補修していきます。元々の色、色褪せによる色の変化もありますので慎重に行います。
③クリアー上塗り塗装1回目 復元塗装が完了後、上塗りに入ります。クリアー塗装の場合は上塗り材であるクリアー塗料のみの使用 ※写真の使用塗料は「日本ペイント ピュアライドUVプロテクト4Fクリヤー」です。写真左が施工後、右が施工前です
④クリアー上塗り塗装2回目 2回塗後は外壁の状態も良くなっています。クリアーなので無色透明ですが、仕上がりは光の加減で若干暗くなります。ご了承ください。
⑤クリアー上塗り塗装3回目 仕上げ塗りです。艶も出て、とても綺麗な状態です。クリアー塗装の際は、できるだけフッ素系塗料を使用して頂き、クリアーでも紫外線に強く高耐久で長持ちさせてほしいと思っております。※3回塗完成 外壁拡大
外壁クリアー塗装の場合、シーリング工事は後工程になります!
⑥旧シーリング材撤去 外壁クリアー塗装を行う場合、シーリング工事は後工程になります。理由はシーリング部をクリアーで塗りつぶしてしまうと、シーリング割れ等劣化が進行した場合クリアー塗膜が割れてしまい透明では無くなってしまう恐れがあるからです。シーリングを後工程にすることで、こういった現象を抑えることができます。
⑦ボンドブレーカーの設置 ボンドブレーカーを設置することで、外壁底にシーリング材が付着しませんので、外壁の揺れに対する負担を軽減させることができます。これを2面接着といいます。(※外壁の側面同士のみの接着)
⑧マスキングテープ養生、プライマー塗布(シーリング下塗り) シーリング材がしっかり密着するよう、プライマー塗布を行います。シーリング材を充填する上での下塗りとなります。
⑨新規シーリング材充填 クリアー塗装を行い、シーリング工事が後工程になりますので、新規シーリング部の上からの塗装は行いません。ですから、シーリング材は高耐久で伸縮性の良いものを使用します。※写真使用のシーリング材は「オートン イクシード15+」です。カラーも豊富です。
⑩ヘラでならします ヘラで空気を抜き、ならしていきます。見た目も綺麗に仕上げる為に慎重に行います。
⑪完成 シーリング部もしっかりと打ち替えが完了しました。
外壁サイディングクリアー塗装の工程は以上になります。
シーリング工事もそうですが、クリアー塗装は塗装後長持ちさせる事を考えると、通常の塗装より細かいところに気を遣う必要があります。また、外壁の素材の状態によってはクリアー塗装に不向きな場合もあります。無理なクリアー塗装はすぐに剥がれてしまう恐れもあります。とても難しい塗装とも言えますので、クリアー塗装をお考えの場合は、よく説明を聞いた上でご検討頂けたらと思います。
家は皆様にとって大切なお住まいです。塗装をすると新築のようになりますし、今までと違う雰囲気にすることで気分転換にもなります。上記でご紹介した、外壁の状態を調べる方法は、塗装の知識がなくてもできますので家の周りをご自身でチェックしてみてくださいね。定期的な外壁メンテナンスは、家を長持ちさせます。衣食住というくらいですから、住まいの状態は大切だと考えられます。
実際のところ、外壁塗装を行う方は新築から20年前後になってしまう方も少なくありません。ですが、何かしら補修や時間の掛かる作業が出てきてしまうことが事実です。まずは、調査だけでも10年に1度行って頂けたら嬉しいです。調査、お見積り。ご相談は無料です。まずはお電話でお問合せ頂けたら幸いです。フリーダイヤル(無料通話)は0120-029-668です。お急ぎの方、直接職人に相談したいという方は080-5174-3444(職人直通)まで。事務所固定電話は0296-48-9633です。
外壁塗装や外壁リフォームについてご心配だったり、気になる場合はお気軽にご相談くださいね。まずは調査から丁寧に行い、どんな工事になるかなども分かりやすくお伝えいたしますのでご安心くださいませ。
- 最終更新日:2018年8月14日
- 投稿日:2018年2月15日