シーリング工事② 結城市O様邸
ボンドブレーカーの設置です。サイディングボードの場合、2面接着工法といって、シーリングの溝に今回の「ボンドブレーカー」または「バックアップ材」を挿入後、新規シーリング材を充填することでシーリング溝底にシーリング材が接着されない状態を作り出します。シーリング目地は気候の影響で伸縮を繰り返します。2面接着にすることで目地への負担が軽減され、割れにくい状態になります。
もう一つ、3面接着というシーリング施工があります。3面接着は、ボンドブレカー等を設置せず直接シーリング材を充填します。溝に対して、隣り合った外壁側面と溝底の「3面」が接着対象になるので3面接着と言います。
基本的にサイディングボードは2面接着を行いますが、業者の中でもしっかりとした施工方法を知らない人が多いのが現状です。あっという間に割れてしまいます。そして、シーリング材の使用量も増えますのでコストもかかります。
- 最終更新日:2018年8月14日
- 投稿日:2017年4月27日