ウッドデッキや木製外構の黒ずみ、カビ、コケを撃退!│ 茨城県筑西市
筑西市で現地調査にお伺いさせて頂いた際、玄関先の木の柱が変色してしまって・・・と、お悩みになられていました。玄関先ですので、よく目に入る場所にありますから、できれば綺麗にしたいと思っていたようでした。
木は大変傷みやすく、繊細な素材です。玄関先ということで、設置場所も南側。直射日光、紫外線が一番当たる場所でもあります。こういった柱は天然木材の場合が多く経年劣化により木材内部から樹液分やアクが素材表面に出てきてしまい、紫外線などの影響で黒ずみとなってしまいます。
今回は、こういった「木の黒ずみ」を綺麗に除去する「あく洗い」について、ご紹介したいと思います。施工していても驚くほど綺麗になり、お客様にも大変喜んで頂きました。
木部「あく洗い」の工程をご紹介したいと思います。
木部塗装工程
①施工前
木製の柱です。築12年ですが、艶もなくなってしまい黒い部分が多い状態です。こういった柱は天然木材の場合が多く経年劣化により木材内部から樹液分やアクが素材表面に出てきてしまい、紫外線などの影響で黒ズミとなってしまいます。
②古い塗装の膜を剥がします。
傷んでしまった古い塗膜を剥がしていきます。「ケストル」という旧塗膜剥離剤を使用しました。専門業者のみが使用できる強力なものです。写真を見て頂くと分かると思いますが、小さなハケを使って丁寧に地道に落としてゆきます。
③あく洗い
ここで「あく洗い」の作業になります。漂白と考えて頂いても良いかと思います。黒ずみを綺麗に除去していきます。「アクロン」という、これも専門業者のみが使用できる強力なものです。
あく洗い後、ここまで真っ白になります!黒ずんでいた部分がなくなりました!
④素地を守るために塗装をします。
あく洗いで綺麗になった木部。ですがこの状態は素地が剥き出しということですので、塗装で保護をしていきます。使用塗料は「キシラデコール」です。色の種類は沢山ありますので、お客様のご希望で選んで頂けますよ。
⑤仕上げ(クリアー塗装で艶出し)
最後はクリアー塗装で、さらにコーティングしていきます。着色塗装だけですと、色褪せの進行が早まってしまう可能性がありますのでクリアー(透明)塗装でさらにコーティングをして、木部を守ります。艶もでますので高級感が増しますよ。
⑥完成です!!
最初の黒ずみはどこへ!? 写真でも艶が分かりますね(*^_^*)手触りもツヤツヤ、ピカピカに生まれ変わり満足の仕上がりとなりました!
今回は木部でしたが、塗装工事は「ただペンキを塗るだけ」ではありません。塗装をする前に、素地の状態をできるだけ本来の状態に戻してから塗装をしないと綺麗で満足のいく仕上がりにはなりません。
一番良くないのは「汚れている上から塗装をしてしまえば見えなくなる」というべた塗り塗装。絶対だめです。木は天然素材ですので、毎日呼吸をしています。ですから丁寧にメンテナンスをしていかないと傷みが余計に酷くなってしまう可能性があります。
和風の家は、こういった柱がよく使われています。玄関先の軒なども木になっている場合が多いかと思います。黒ずみまでいかなくても、色褪せやくすみなどが気になる。カビっぽい汚れが気になるという場合は、お気軽にご相談頂けたらと思います。調査、お見積り。ご相談は無料です。まずはお電話でお問合せ頂けたら幸いです。フリーダイヤル(無料通話)は0120-029-668です。
外壁塗装や外壁リフォームについてご心配だったり、気になる場合はお気軽にご相談くださいね。まずは調査から丁寧に行い、どんな工事になるかなども分かりやすくお伝えいたしますのでご安心くださいませ。
- 最終更新日:2024年2月14日
- 投稿日:2018年6月12日