【外壁塗装の養生(ようじょう)ってなに?】生活が不便にならないか心配です。
外壁塗装中に、ビニールで色々な場所を覆ってしまう「養生(ようじょう)」。真夏の暑い日など、エアコンや換気扇が使えるかどうか心配のご質問がありますが、問題なく使えますのでご安心下さい。
養生とは、塗料が飛んだり垂れたりして建物を汚さないように、サッシや窓などをビニールで覆うことです。養生の出来によって、仕上がりが変わってきます。
外壁を塗り替えてキレイになったはずなのに、なぜか雑に見える時は、養生がいい加減な業者かもしれません。養生テープを真っ直ぐに貼ることで、境界部分の塗装が真っ直ぐになるかガタガタになるかが決まります。境界がガタガタになっていると美しく見えません。後から直すこともできますが、手間になります。
建物の構造上、複雑な部分やでこぼこしている部分もあります。そういった部分も綺麗にしっかり養生できる職人さんは、塗装も腕が良く丁寧にやってくれると思って良いと思います。養生は職人にとって、とても面倒な作業工程です。そんな面倒な養生に手を抜かないということは、メインである塗装もしっかり進めることができる職人さんでしょうね。
養生の種類
①メッシュシート養生
塗料等の飛散防止の為に、絶対に必要な養生です。これはご近所への配慮という意味もあります。逆に、外部からの埃やゴミ付着の防止にもなります。
お車にも塗料が付着してしまう恐れがありますので、カバーを掛けさせて頂いております。また、ご近所が近い場合はご近所の方のお車にもカバーをお願いしております。
②外壁ビニール養生
窓枠、配線等電気関係を中心に行います。強風や大雨にも耐えられるように、しっかりと行います。風でバタバタしてしまっている状態ですと、逆に周りを汚してしまう可能性があります。最初にも記載しましたが、エアコンや換気扇は養生中も使用できます。また、どうしても窓を開けたい場合はご相談をお受けしますので、遠慮なくお声かけ頂けたらと思います。玄関はいつでも出入り、鍵の開閉が可能です。
③玄関・土間等養生
玄関等のお客様の出入りの多い部分に関しては、破れにくく滑りにくいブルーシートを養生に使用します。また足場に頭や体をぶつけてしまう恐れもありますので、クッション等をつけて事故防止を行います。特に、ご年配の方、小さなお子様が居る場合は思いがけない場所でけがをしてしまう可能性がありますので、こちらもしっかり気を配っていきたいと思います。
④太陽光パネル養生
屋根に太陽光パネルが設置されている家の方も多いです。しっかりと養生してから作業させて頂いておりますのでご安心下さい。また、太陽光パネルの部分は塗装しませんので、お見積りの際は屋根全体の面積から太陽光パネルの面積を差し引いております。該当する場合は、ご確認下さい。
⑤窓枠サッシ廻り養生
サッシ廻り養生の際、弊社は「2重養生」を徹底しています。この養生は、一度ラッカーテープ(粘着の弱いテープ)を貼付けた後に、粘着の強いガムテープを使用することにより、サッシ廻りに強力なガムテープの糊をつけることなく綺麗に養生ができるのです。養生が原因であちこちベタベタ・・・という事では養生の意味がありません。細かい部分にも気を使って作業することを心掛けていきます。
紹介しました養生の種類は一部です。塗装をした部分が汚れないように、塗装をしてから養生をする場合もあります。他に、サンルームや植木なども塗料が付着しないように養生をします。お客様の私物は絶対に汚してはいけませんね。大切な工程ですので、毎回しっかりと作業をさせて頂きたいと思います。
外壁塗装についての調査、お見積り。ご相談は無料です。まずはお電話でお問合せ頂けたら幸いです。フリーダイヤル(無料通話)は0120-029-668です。
- 最終更新日:2024年2月13日
- 投稿日:2021年5月2日